英語ができない中学生が激増|堺市 深井
コロナ禍が去り 大阪ではもうすぐ万博も開催され インバウンド需要が高まり 国際化は益々 必然にせまられる社会になってきています。
一方、中学では英語が苦手、英語ができない、という生徒が増えています。
堺市では 教科書はHere We Goを使っているのですが、中学1年生は 2学期が終わった今の時点で、be動詞、一般動詞、複数形、命令文、How many ーs、Who、What、Whose、Which、to不定詞 や 動名詞の学習が終わっています。
中学1年生で 命令文や How manyを含む複数形など 多様な文法事項をきちんと理解している生徒ってどれくらいいるのでしょう?
小学校の英語と英会話塾が学力低下の原因⁉
原因は「小学校の英語」とそれに準じた「英会話教室」です。
小学校では文法も書き方もロクに教えていないのに 中学生になると 小学校で学んだということにして「英語の授業」は進んでいきます。
そして 塾の教師たちも わかっているものとして どんどん進みます。
生徒たちは たまったものではありません。
中学で英語が苦手とか嫌いという生徒が激増している原因は「小学校の英語導入」にあると言えます。
このような状況に対し 塾に行く余裕のある人は小学校時代に「ナンチャッテ英会話塾」やとりあえず英語を教えている「英語塾」に通わせています。
余裕のある人とそうでない人の英語をはじめ 数学・理科など 積み重ね学習を必要とする学力格差は 年々 広がっています。
多様化という差別化が始まっているのです。
必修 英単語が倍増 1,000語が2,000語に!
また、驚いたことに 小学生で「書けるはず」の単語は900語になっています。
ちなみに 中学3年間で さらに 900語。
高校受験に必要な英単語は1,800~2,200語と言われています。
これまでは1,200語程度だった単語数が 倍増しているのです。
生徒たちには 必修単語数の倍増は 大きな負担となっています。
早い段階で「書く英語」に慣れておく事が英語上達の第一歩となります。
適当な塾と適当な学校!
塾にも まともな塾といい加減な塾、まともな英語塾といい加減な英語塾があります。
塾でも小学校でも まともな英語の先生は 英語の文法をきっちり教えます。
適当な英語の先生は 「トライすることが大切。間違ってもいいからとりあえず」などと言って小学生 英語 特有の「ナンチャッテ英語」の指導をします。
間違ったまま放置するのであれば 塾や小学校に行く必要はありません。
間違ったまま子どもたちは形だけの「英語のようなもの」をひたすら練習している状況はここ数十年 変わっていません。
そうした小学校時代が終わり、中学生になります。
少数のまともな中学校の まともな英語の先生は 英語の文法をしっかり教えます。
しかし ほとんどの場合「小学校でやったよネ」で、どんどん進んでいきます。
堺市のある中学では 中学1年 英語の教科書の半分にあたるUnit4までが1学期 期末テストの範囲でした。
その結果は 学年平均 25点。
もう 壊滅状態です!
この学年の生徒のほとんどが 中学3年間 そして 高校も英語がわからないことになるでしょう。
小学校と中学校の適当な英語指導が 生徒の英語をつぶしたのです。
しかし 生徒はそれに気づかず 「小学校の時は 英語が楽しくできたのに」と思いつつ、中学校・高校とチンプンカンプンの英語授業を受け続けなければなりません。
フランチャイズの権利を購入。今日から塾長!
こんな状況をなんとかしようと塾を探します。
生徒は言うまでもなく保護者でさえも どの塾が良くて どの塾が悪いのかわからないまま
大手なら大丈夫だろうとフランチャイズの権利を買った塾長のチェーン店に通わせます。
そうして 膨大なる時間と莫大なる授業料を無駄に払い続けます。
成績は 思ったように伸びません。
チェーン店の適当な塾の適当なアルバイト講師にあたると 景品や楽しさで生徒はごまかされ
授業料ばかり取られ 時間も無駄にし、おまけに悪いクセが付きます。
そもそも 大学生講師が 社会人になってからも必要な「英語の基礎」を教えることに無理があります。
中学1年生も終わろうとする頃、何かおかしいことに 気付き始めます。
そして 途方に暮れます。
こうして 英語が苦手な生徒たちが大量生産されていくのです。
数学や理科についても 同じようなことが起きています。
中学生の 英語は ここでつまずいている
英語の苦手な生徒たちには
① be動詞と一般動詞の区別ができていない
② 三人称単数形がわからない
③ 単語が書けない
④ 文の要素と品詞の区別ができていない
このような共通点が見受けられます。
つまり 学校でも 塾でも 徹底した基礎が教えられていないのです。
基礎力の指導不足は 英語のみならず 数学や理科にもあてはまります。
「シリウスの英語」で敗者復活!
小学校4年から 英会話塾に通わせ、中1から 大手チェーン店の塾に通わせたにも関わらず
ちゃんとした英語の基礎を教えてもらわないまま 英語が苦手になり
成績が伸びず 相談に来られる方が なんと多いことか。
シリウスでは クラス授業中に 毎回 復習時間を設け 転塾生には いちから英語の基礎を学んで頂いています。
板書量も多く その中で英語を書くことに なれて頂きます。
国際化を担う 小学生・中学生を育てるため シリウスは「まっすぐに」教えていきます。
小学生や中学生で「英語」をお考えの方は シリウスで「英語」を始めてみては いかがでしょうか。
「シリウスの英語」の実力は 「在籍している生徒たちの成績」と シリウスで学び 高校生・大学生・社会人となった「卒業生」が証明してくれています。